オメガ3はDHA、EPA、αリノレン酸の3つの総称で、青魚やえごま油などによく含まれている成分です。
これらの成分には中性脂肪や悪玉コレステロールを減らす、血液をサラサラにする、集中力が増す、花粉症などのアレルギー改善の効果があります。
αリノレン酸に関しては摂取すると体内でDHAやEPAに変化するという効果が期待できます。
オメガ3のサプリの選び方としては5つほど気をつけて見てみるといいです。
配合量が豊富であるか、酸化防止成分が入っているか、吸収率、原料や製造環境、お試しサイズがあるかどうかなどを必ずチェックしておきましょう。
配合量と酸化防止成分があるかどうか?
オメガ3のサプリを購入する前に必ずチェックしておきたいのがそれぞれの素材の配合量です。
どの成分にしても量がほとんど入っていなければほとんど効果を感じることはできません。
大体DHAとEPAの両方をあわせて500mgほど配合されていれば合格と考えておくと良いです。
また酸化防止成分が入っているかどうかですが、もともとこれらの成分は酸化しやすいというデメリットがあります。
そのため、酸化を防止するための成分が入っていることが望ましいのです。
例えばほとんどのサプリにはビタミンEもしくはトコフェロールという名前で酸化防止成分が配合されています。
ですが、効果的にはそれほど強いわけではありませんので、できればアスタキサンチンが入っているのが良いです。
アスタキサンチンは化粧品などにも配合されているもので、ビタミンEの1000倍の抗酸化作用があります。
つまり、アスタキサンチンが入っていればサプリメントで摂取する時にいつでも新鮮な状態で成分を吸収することができるというわけです。
ちなみにアスタキサンチン自身は赤い色をしていますので、これが入っているものは赤色に近い色になることも少なくありません。
成分の吸収率は良いのか?
オメガ3のサプリメントの選び方のポイントの1つは吸収率が良いかどうかということです。
実はオメガ3は脂質なので体内には吸収されにくいという点が困ったところなのです。
ところがこれには解決法があります。南極オキアミというプランクトンの一種から生まれたクリルオイルというものは水に溶けやすいDHAやEPA、アスタキサンチンも含まれているというメリットがあります。
そういう意味ではクリルオイルが入っているオメガ3のサプリを飲むことは非常に良いことなのです。
また重要なことの一つにはどんな原料が使われているかということがあります。
即効性がある薬とは違ってすぐに効果が出るものではないので毎日継続して飲み続けなければいけません。
そのため、安全な原料を使っている製品であるということは必ずチェックしておきたいところです。
多くの製品は公式サイトなどに製品が出来上がるまでの過程が載せられていたり、どういう原料を使っているのかということをアピールしていますので隅々までチェックするくらいの気持ちで見てみるのが良いでしょう。
安心して飲めるサプリであれば余計なストレスもためることなく、体にも負担がかかりません。
製造環境は清潔な工場か?
どんなサプリメントを購入する時でもそうですが、必ず製造環境はどういう所なのかということは知っておきたい部分です。
基準として言えるのはGMPマークが入っているものであるかどうかということです。
このマークは日健栄協GMP認定工場で製造されたという証です。
清潔な工場で製造されて一定の品質を保った状態で出荷されたというものにしかもらえないマークなのです。
このマークが公式サイトにきちんと載せられていれば品質面でも安心して飲むことができるものであると証明されています。
逆にそういうマークがないものに関してはやはり安全面で心配な部分もありますので、できれば購入しないほうが良いでしょう。
清潔な工場で作られていないということは品質面でも安心できるかどうか不安が残ります。
ですから、このGMPマークが必ずあることをチェックして購入するのがいいです。
またサプリはいくら良い成分が入っているものであっても自分に合うかどうかということが重要です。
少なくとも数ヶ月にわたって飲まなければ効果がわからないものですから、まずお試し購入できるような製品が良いでしょう。
お試しサイズがなくてもまずは単品購入にしてみるのがいいです。
まとめ
オメガ3のサプリメントの選び方のコツはいくつかありますが、他にも錠剤やカプセルタイプである場合、飲みやすいサイズかどうかということも見てみるのもいいです。
サプリを飲むこと自体は毎日の習慣にしてしまえば飲み忘れなどもなくなるので続けやすいものです。
しかしサイズが極端に大きなものは飲み込むのも大変ですし、毎日そうやって飲み込むのに苦労していれば嫌になってしまうことも少なくありません。
ですから、飲みやすさに関してもチェックしてみるといいです。
また継続しやすい価格であるかどうかということも考えてから購入しましょう。